脊髄小脳変性症は、小脳や脳幹、脊髄にかけての神経細胞が徐々変性・消失していくことで起きる運動失調を伴う神経疾患の総称で、特定疾患に認定されています。
日本では、10万人に対して5~10人程度の割合で、脊髄小脳変性症の患者がいると言われています。
運動失調
運動失調とは、それぞれ単体での筋肉の力は正常であるものの、脳からの命令を達成するために必要な、他の筋肉とバランスを取る調整機能が障害されたことを言います。
症状
- 歩行時にふらつく
- 転びやすい
- 手を思うように動かせない
- 文字が上手にかけない
- お箸を上手に使えない
- ろれつが回らなくなる